ゲーム片手に読み終わりました、BLEACHの千年血戦編の後日譚の小説。やっぱり「ながら」作業だと読むのも大変でしたが、とりあえず感想を記そうと思います。ネタバレ有りなので、内容を知りたくない方は閲覧をお控えください。
第2巻のあらすじ
- 産絹彦根が第1巻で虚圏に侵攻して、いったん撤退しましたが、グリムジョーがソウルソサイエティまで追ってきます。
- この巻は戦闘が多く、読んでいて楽しかった
- まだはっきりとしませんが、完現術者(フルブリンガー)の発生には霊王の体の一部が関与しているらしく第3巻で明記されると思われます。
- ということで、フルブリンガーの銀城空吾や月島たちもソウルソサイエティに居ながら巻き込まれます。
- 滅却師の残党、リルトットとジゼル、バンビエッタ(ゾンビ)は虚圏で彦根の襲撃に巻き込まれましたが、グリムジョーの開いた黒腔に便乗して、ソウルソサイエティに移動。涅骸隊になっていた同じく滅却師の残党、キャンディスとミニーニャと合流。
- 当初、涅マユリたちが銀城の身柄を確保しようと、キャンディスとミニーニャを差し向けるが、そこにグリムジョーが乱入してきて混戦に。さらに同じく涅骸隊のルピもグリムジョー目掛けて戦闘をしに行くという状態。
- そこに産絹彦根が割って入って、斬魄刀「已己巳己巴」(いこみきどもえ)が発動。それが大きな脅威となり、全員の迎撃対象になる。
- そこに破面のハリベルとネリエル、滅却師のリルトットとジゼル、バンビエッタも合流。
というのがソウルソサイエティの状況の一部で、あとは現世でも一悶着あります。
このあたりはさすがに読んでと言っておきます。
感想とその他雑感
主人公は檜佐木で続行っぽい。
おそらく檜佐木の卍解が綱彌代時灘を倒すんだろうなあと予想。
檜佐木の卍解がどんなものかたのしみ。
原作の方で既出か忘れたけど、平子真子の卍解も発動します。
卍解「逆様邪八方塞」(さかしまよこしまはっぽうふさがり)
威力は第3巻で描かれると思う。
こういう他の登場人物たちの細かい能力が描かれるのも面白い。
綱彌代時灘の斬魄刀は「九天鏡谷」(くてんきょうこく)といって、京楽の「花天凶骨」と似た呼び方。
どんな能力か楽しみです、おそらく第3巻で卍解もしてくるだろうし。
第2巻の最後ではラストダンジョンみたいなところで戦闘していた4つの勢力が協力して、彦根と綱彌代時灘の打倒を狙う展開になりますが、第3巻こそは戦闘メインになりそうで楽しみです。(第2巻も結構戦闘多かったですが)
綱彌代時灘と東仙要には因縁があり、それがまた、元部下であった檜佐木と元上司であった藍染との因縁につながりそうで、この戦いが終わった後、檜佐木と藍染の人間模様の対比が映えるだろうなという感じでこれも楽しみ。
あと第2巻の全体を通して、涅マユリのキャラの存在感が大きすぎるw
マユリと涅骸隊がいることで、本巻のコメディ性は担保されているといっても過言ではないと思いますw
原作では霊王についてあまり触れることができなかった点もあり、本作はBLEACHの設定の補足にもなっています。結構忘れていても読めます。BLEACH好きには堪らない本だと思いますので、ご興味ある方はぜひ一読を~
今回は以上です。
ではでは~